嫌煙?のススメ・・・その2
引き続いて、受動喫煙の話です。
タバコを吸う・吸わないがこれだけ大きな問題になるとは・・・
つぎに問題になることは、タバコは口にくわえて喫っていますから、主流煙が最初にぶつかるのは喉頭で、それから肺に入ってゆく。
このため、能動喫煙(自分が喫う)では、喉頭ガソとタバコの関係が一番ハッキリしています。
受動喫煙(他人のタバコの煙を吸わされる)の場合は鼻から吸い込むことになる。
すると、まず鼻腔ガンが出来て、ついで肺ガソになるわけです。
受動喫煙の影響は、鼻腔ガンにもっとも強く出るということが判りました。
私たちの研究では、夫が二十本以上喫っていると、タバコを喫わない妻が鼻腔ガンになる危険は、夫が喫っていない場合と比べて三・四四倍になることが判りました.これは肺ガン以上の関連性です。
私はこれを「ドアマソ・キャソサー」(門番のガソ)と呼んでいます。
鼻腔は、煙を肺の方へ通す門番だと考えられるからです。
また、能動喫煙の場合ですと、煙はまず喉頭にぶつかりますから、喉頭ガソがドアマン・キャンサーに当たるわけです。
タバコを喫わない妻の心臓病へ夫の吸う喫煙の及ぼす危険度はどうでしょうか。
夫の年齢が六十歳以上の場合は別として、四十九歳以上、五十九歳以下というグループでは、夫が二十本以上喫う場合、非喫煙の妻が虚血性心臓病で死亡する危険度が約五〇パーセント上がります。