嫌煙?のススメ・・・その8
胎児というのは、成人に比べて、化学物質に対する感受性が四十倍から五十倍も高いといわれています。
だから、夫のタバコの煙を吸って、妊婦自身はほとんど影響を受けない場合でも、胎児には四、五十倍の影響があるとなれば、いろいろな異常が現われても不思議はないわけです。
有害な物質に対する胎児の感受性の高さを、忘れてはなりません。
大人から子供へ、年齢が低くなるにつれて薬の分量を少なくしてゆく、あれと同じ理屈だと考えてもらえばいいと思います。
受動喫煙の問題は、二つの意味で重要です。
そのひとつはタバコ病の中に占める位置です。
タバコ病には能動喫煙(直接喫煙)タバコ病と、受動喫煙(間接喫煙)タバコ病があり、その中間に胎児タバコ病がある。
この胎児タバコ病というのは、妊婦がタバコを喫うことによって、毒性物質が胎盤を通じて胎児に影響を与えるものです。
結局タバコ病という集合があり、これに対して、一方に空気汚染病という集合があります。
空気汚染病では、歴史的にみるとまず問題になったのが屋外の大気汚染、つまり空気汚染です。
工場排煙という固定汚染源による大気汚染がついで自動車の排気ガスという移動汚染源からの大気汚染が、原因として重視されてきています。
受動喫煙ってこれだけいろんなところに影響が出るのですね。
最近ではだいぶ喫煙者が隔離されるようになったので、よくなってきたんでしょうね。